教育についてのリアルなお話し

いじめ問題の解説について

近年、非常に問題となっているいじめ問題ですが、以前のいじめ問題と比べて異質な問題が生じているということができます。
以下、この点について説明いたします。
まず、以前までのいじめ問題については、その批判の矛先として、いじめた側の学生のみとなっていました。
これは、いじめ問題については、もっぱら学生のみについての問題であり、学校は特段に対策を行う必要がないという認識があったということができます。
もっとも、いじめ問題については、もっぱら学校において生じており、学校が本格的に対策する必要が生じているということがあり、学生だけの問題であるという認識は合理的ではないということができます。
そのため、いじめ問題については、学校についても責任が生じているということができます。
もっとも、いじめ問題については、いじめる人間もいじめられる人間もともに生徒である場合がほとんどであることから、その問題の当事者が学生であることは間違いありません。
そのため、このようないじめ問題については、いじめの当事者に対して、学校がどのように介入するかということが現在の問題とされています。
そして、このような介入については、学校側が非常に深くまで介入した場合においては、子供の問題に対して大人が介入することによって、子供の自主的な判断を阻害する可能性もありますし、その介入行為を行っている教師などの負担が非常に多くなってしまう可能性もあります。
そのため、妥当な判断を行う必要があるといえます。
そして、このような介入については、いじめが生じた後に事後的に加入すればよいという認識を持った場合においては、被害が拡大するという問題が生じています。
したがって、いじめ問題が生じる可能性のある生徒に対していじめ予防の観点から介入する必要があるということができます。
そのため、いじめが起きた後の問題について議論するのではなく、その予防を行うという観点から議論するべきであるということができます。